どのようなタイミングで株の売却を考えるべきですか?

応援している企業が事業不振に陥ることはよくあります。

問題はそうなったことの本質がどこにあるか、初心者が読み切れるかです。

1つの考え方をお話しします。

◆企業のリスクを投資家がどう判断するか。

株式のいいところは売却するまで損益がつかないという点です。

「株で大損した」とよく言いますが、それは欲にかられて目先の利益と損失の多さに踊らされたからで、多くの株式銘柄は時間が経てば株価を戻します。

したがって応援している企業が少しのことで株価を下げてもあわてないことがまず大事です。

たとえば応援していたある大手企業が、原子力発電の新事業に乗り出すと発表したとします。

この時点で株価は大きく値上がりしますが、原発はリスクも大きいので、そのように考えるなら株価が上がったところで売却しましょう。

◆企業の新規事業をどう見極めるかがタイミング。

株の売買のタイミングは、企業が大きな賭に出たときにそれを個人投資家がどう判断するかです。

また不祥事を起こしたときは、その本質をみましょう。

反社会的組織との関係が報道で流れた、個人情報が流失したなどは、コンプライアンスが確立し時間が経てば株価を戻します。

けれども事業の切り売り(MBO)などは、将来の成長性に関わります。

初心者であればその局面をプラスと読むかマイナスと読むかが難しいですが、できるだけ本質を読んで売り時を判断しましょう。

◆株の初心者といっても、株価の上下動については本質を見抜くことが大事です。

少しの不祥事があったからといってあわててはいけません。

企業でも人間でも、成長する過程では失敗もあれば希に不祥事を起こしたりもします。

短期売買が目的ではなく応援が目的であるなら、長い目で企業を見守りましょう。

新規事業などに違和感をもったとき、または自分の考えとは反対の方向に走ったときは売却を選択しましょう。